群馬県でのトレーラーハウスの取り扱い

建築物に該当しないトレーラーハウスとは「随時かつ任意に移動できること」が絶対条件になります。日本建築行政会議の基準総則にある「車両を利用した工作物」の中に諸々の設置方法が記載されておりますが、重要なのは下記の2項目に集約されます。

  1. 随時かつ任意に移動が可能であり、その状態を維持継続すること。
  2. 適法に公道を走行できるもの。

群馬県県土整備部建築住宅課では、2年前より 上記の随時かつ任意に移動できる適切な設置方法に加え、2適法に公道を走行できるもの、を重要に考え、「道路運送車両法」に規定される自動車登録ファイルへの登録ならびに有効な自動車検査証の交付(いわゆる車検取得)を条件に加えています。

詳細については以下の「群馬県でのトレーラーハウスの取り扱い」をご確認ください。

群馬県の「車両を利用した事務所等の取扱い」について

群馬県では平成24年2月に県が所管する区域において、トレーラーハウス等※を用いて事務所、住宅又は店舗その他これらに類する用途として継続して使用するもののうち、建築基準法第2条第1号に規定する建築物となるかどうかの判断について取扱いを定めています。その概要を下記に示します。
なお、取扱いの詳細については、所管する土木事務所建築係にお問い合わせください。

  1. 法の適用を受けないトレーラーハウス等※については、随時かつ任意に公道を走行することが可能な状態にあるものに限るものとする。
  2. 法の適用を受けないトレーラーハウス等※の要件(県の取扱いの抜粋)
    ① 道路運送車両法第4条の規定に基づく自動車登録ファイルに登録を受けたものであること。(自動車登録ファイルへの登録)
    ② 道路運送車両法第58条第1項の規定に基づく国土交通大臣の行う検査を受け、有効な自動車検査証の交付を受けていること。(車検の取得)

※ トレーラーハウス等とは、「トレーラーハウス、バス又はキャンピングカーその他これらに類する車両」をいう。

群馬県内の特定行政庁について

群馬県の特定行政庁である前橋市・高崎市・太田市・伊勢崎市・桐生市・館林市と限定特定行政庁である沼田市・渋川市・藤岡市・安中市・富岡市については基本的には前記群馬県でのトレーラーハウスの取り扱いに準じますが、詳細については各特定行政庁の建築行政窓口にお尋ねください。

協会からのお願い

群馬県ではトレーラーハウスを建築基準法第2条第1号でいう建築物に該当しないトレーラーハウスの条件として、「随時かつ任意に移動できること」は絶対ですが、別途に車検取得等が条件になっている群馬県でのトレーラーハウスの取り扱いに必ず従ってください。

今回、群馬県や各特定行政庁とお話ししたことで分かったことは、トレーラーハウスの設置の際にほとんどの場合、行政に相談せず勝手な判断で設置する例が多いと言うことです。

今回の調査の際に、違法建築物に近いトレーラーハウスも見受けられました。これについてはその行政庁の適宜な判断により、それ以上進行することは食い止められましたが、そもそもの原因は行政に相談せず好き勝手に置くことから問題が発生いたします。

建築物に該当しないトレーラーハウスを設置する場合は、必ず設置する自治体の建築行政窓口もしくは県土木事務所あるいは日本トレーラーハウス協会にご相談ください。

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