女川町のホテル移動について

週刊新潮6月29日号に掲載の写真「女川を照らす灯台の大移動」の写真について、誤解を生じさせるような写真が掲載されました。

これは正規に基準緩和の手続きを行い、特殊車両通行許可を取得し運行しましたが、運行距離が短かったことと、運行経路が町道のみだったことで、昼間の運行が特別に許可されました。

平成24年に施行された「トレーラ・ハウスの運行に関わる制度改正」によると許可条件として速度制限、運行時間は夜9時から朝6時までと規定されています。
通常は安全のため、深夜走行になっていますが、今回は昼間走行が許可されたことで、写真だけ見ると誤解を与えかねないと思い、取り上げました。

このトレーラーハウスは、平成23年3月11日の東日本大震災の際に被災にあわれた女川町復興の為に、平成25年、ホテルとして開業されたものです。
しかし、これを設置した団体、会社が建築基準法、日本建築行政会議「車両を利用した工作物」の設置方法に違反していた為、違法建築物と認定され、取り敢えず仮設建築物として2年毎の申請で今まで営業していたものです。

宮城県では、この団体の違反が多発した為に平成27年、「車両を利用した工作物」の規定には関わらず、県下全域で全てのトレーラーハウスが建築物として規定されてしまいました。

この団体は、熊本地震の際も勝手に法律を曲解し、高速道路を無断で走行し、一時復興に使われていましたが、法律違反が判明した為、急遽撤去になったケースもあります。

この団体は、日本RV輸入協会といい、一人の会長に私物化され違反行為を合法のように勝手に解釈し、違法行為が繰り返されているのが現状です。

又、今評判のトレーラーハウスを全国各地でコンプライアンスを守らずに、ここを先途として展開し、行政から注意を受けているケースも発生しております。

便利なトレーラーハウスの文化を広めていく為には、まずは現行の法律を遵守しなければなりません。
その為にも、協会では違法なトレーラーハウスは公表し、各地の建築行政と協力して是正していきたいと考えております。

皆様方にはこれからのトレーラーハウスの文化を作っていく為にも、ご理解、ご協力をお願い致します。